ニュージーランド親子留学を諦めた理由・移住ができなくなったのは不動産価格の高騰!

今から7年前、まだフルタイムで仕事をしていた頃、私は着々とニュージーランド移住計画を推進していました。

当時、まだニュージーランドの永住権は取りやすかったのです。 作戦はこうです。 まず私がパティシエの専門学校に通う。 学生ビザですが、パティシエはニュージーランドで不足業種にあたるため、週20時間の就労が認められていました。 その上、子供は現地の子と同じ価格で学校へ通うことができます。 本来なら、学生ビザだと子供はインターナショナルステューデントになるため、月額1000ドルは学校費用がかかるのです。 ちなみにその専門学校は一年で卒業でき、しかもパティシエの資格が得られます。 certificate7が取れるため、こちらで永住権を申請します。 当時は新卒者用の永住権申請プログラムがあったため、卒業後、すぐに永住権を申請できるというわけです。 永住権申請の間も、オープンワークビザが取れるため、仕事をしながら、永住権が取れるのを待つことができます。 また、主人が一緒に行くとしたら、主人は配偶者用オープンワークビザが取れるため、どこでも働くことができます。 最短コースで永住権が取れるこのプランが、私たちに最適だと思われました。 もちろん、あの時にそれを実行できていたら、とっくに永住権が取れていて、ニュージーランドに住んでいたと思います。

永住権はもう取れない?永住権取得のハードルは上がり続けています

他の方のブログで、私と同じ計画をされた方がいらっしゃったことを知りました。 ただ時期がもう少し後だったようで、永住権取得に間に合わなかったようです。 途中で移民局の方針が変わり、シェフ、パティシエが永住権の職種から外されてしまったのです。 その頃、永住権取得を目的にシェフの学校に通われていた方は、突然の変更により永住権が取れないことになりました。 このように、いつ法律が変わってしまうかわからないので、今はOKでも、いつNGになるか予測もつかないのです。 その後も、ニュージーランドは永住権申請の必要英語力のレベルをIELTS5.5から6.5に引き上げました。 このことで、かなりの日本人が永住権申請を諦めたと聞いています。

オークランドの不動産は高過ぎる!もう家は買えない!家賃も払えない!

それともう一つ、ニュージーランドに住むことが難しくなった理由があります。 不動産価格の高騰です。 どんどん家賃が上がっていき、永住権を持っている家族でさえ、家賃が払えなくなって日本へ帰らざるを得ない状況だそうです。 多くの移住家族が日本へ帰られたようです。 ニュージーランドは賃金も高いですが、オークランドではそれを上回る不動産バブルにより、住みにくくなっているのです。 それでも、不動産価格はまだまだ上昇すると言われています。 もっと早く買っておけば~と悔やまれるところですね。 

昨年末にオークランドの友人Aちゃん宅でお世話になりました。 彼女は2年前にとても苦労して永住権を取得しました。 永住権を取ったときに家を買ったそうで、その家の価値も2年で1.5倍になっているという! うらやましい! というか、私は彼女の決して諦めない根性と行動力、そして家を買うという先見の明、とても尊敬しています。 私がニュージーランドに行けなかったからというわけではないのですが、代わりに?送り込んだ彼女の成功が自分のことのようにうれしく思います。 そんなAちゃんは、「Yokoさんのおかげで、私の今があるんです。」と言ってくれました。 7年前、彼女はいろんなことに悩んでいて、NZにワーホリに行くことについて相談を受けました。 ほぼ無理やり説得して送り込んだのは私です。 ほとんどの人が、行ってみたいけど、やっぱり、と諦めてしまう傾向にあるのです。 行くまでのハードルが高いんですよね。 行ってしまえば、なーんだ、なんですけど。 行かなかったら、何年後かに、「あ~、あの時行っていればな」と後悔することになるのです。 なので、行くかどうか迷っている人には、私はGOサインを出します。 行って、それでもダメなら帰ってこればいいんだし。

今年、NZ親子留学をやめた理由は、①家賃が払えない、これが一番の理由です。 ②子供の学費が高額、これも長期でなければ可能ですが。 ③永住権が取れない、です。 NZは親子留学は可能です。 子供が学生ビザを取れば、親は保護者ビザ(ガーディアンビザ)が取れます。 ただ、費用は莫大にかかります。 1年と割り切れば可能かもしれませんが、金銭的な負担が大きければ、それだけストレスも溜まると思われたからです。 そして永住権が取れない、という事実は、やはり私にとって一番大きかったと思います。 NZはワーホリビザを取ったけど、結局行かなかった国です。 ビザが記念のシールとしてパスポートに貼られています。 縁がなかったのかな~と今は思ったりしますが、いつかまたリベンジしたいな、と密かに思っています。